【故障?】廃インク吸収パッドの吸収量が限界時の対処法 エプソンプリンター EP-806A編

こんばんは。カウントです。今日は自宅で使用しているエプソンプリンターEPー806ABから廃インク吸収パッドの吸収量が限界になり動かなくなったときの対処法についてかこうと思います。

 

昨日まで普通に使用できていたプリンターがある日突然印刷できなくなると言う経験を年末に体験しました。

トップ画像の通り修理以外の方法を提示してくれないエプソンプリンター。電源を入れ直しても繰り返し同じ画面がでてきて、操作できない状態になります。

 

ちなみにエプソンEP806AB の修理対応期間は終了しております。

新しいのプリンターの買い替えも検討しましたが、我が家の使用頻度はそんなになく、プリンターを買い替えるほど優先順位は高くなかったので、自分で修理できないか模索することにしました。

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対処法(EPー806AB)

自分で修理する方法としては3ステップです。

  1. 廃インク吸収パッドを取り外して、吸収パッドを交換する
  2. 廃インクエラー解除ツールを購入し、ソフトをインストール
  3. 手順にしたがってソフトを起動し解除する

以外と簡単だと思いませんか?順を追って解説していきたいと思います。

※今回紹介する対処法は自己責任で行ってください。この対処によりプリンターが直らなかったり、他のエラー症状を引き起こしたとしても一切責任は負いかねます。
品番により分解方法は異なります。ご注意ください。

 

Step1

準備するもの

  • 廃インク吸収パッドもしくはコットン
  • プラスドライバー(できればマグネット対応)
  • マイナスドライバー
  • 廃インク吸収パッドもしくはコット
  • ごみ袋
  • 割りばし

エプソンの廃インク吸収パッドに関しては純正品が売っていません。ですので、互換性のある廃インク吸収パッドを買うかコットン(100均等でもOK)を使用します。互換性の廃インク吸収パッドは2022年時点で、ヤフオクで販売していました。(エプソンプリンター EPー806AB対応)但し、機種により形が異なるのでご注意ください。

私は家にコットンがあったのでそれを使用してます。

 

エプソンEP806ABの廃インク吸収パッドに関しては機種品番がかかれているところに収納されていますので、以下画像の順番で以下の順番でビスをはずしていきます。

 

①プリンターを開き両端のビスを外して部品をとる。

 

②部品をとると2つのビスが出てきますので、これも外していきます。

 

2つ目のビスを緩めるのは容易ですが、取り出すのが少し厄介ですのでマグネット対応のプラスドライバーだと楽に取り出せます。

 

③機種名が書いてある外カバーをはずします。

 

爪が引っ掛かっているのでマイナスドライバーを活用しながら丁寧にはずしていきます。(器用な人はマイナスドライバー不要です。)

 

外した状態はこんな感じです。

 

 

 

④廃インク吸収パッドケースをはずします。3つのねじを外していきます。2つは正面に1つはプリンターの裏側にあるので忘れずに外しましょう

正面側

 

裏側

 

 

ゆっくり外していくと長方形のケースが出てきます。

 

中身を取り出してみると結構なインク量を吸収していたのがわかります。(ヘッドクリーニングの回数が多いと消耗も早いらしいです。)

 

⑤インク吸収パッドが入っていたところにコットンを詰めていきます。

 

 

この際、純正パッドをで穴が空いていた箇所がありますが、特段気にせず詰めても私のプリンターは問題なく、復旧しました。

入れ換えたら外した手順の逆をやってもとに戻していきます。

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Step2

ここまでできたら後は簡単です。EP806AB の廃インクトナーエラー解除ツールを購入し、ソフトをパソコンにインストールします。

解除ツールは2種類販売されていますが、こちらがおすすめです。

特段インストールソフトCDなどが郵送されるのではなく、メールにて登録アカウントにインストールURLが送られてくるので即日対応です。(2022年購入時点)

丁寧な説明書付きではじめての方でも問題なくインストールが可能です。細かい部分は付属のPDF説明書がわかりやすいので当ブログでは割愛します。

対応機種は必ず確認しましょう!

Step3

インストールしたソフトを使ってエラーを解除していきます。プリンターの電源を入れ手順書にしたがって操作していきます。(こちらも説明書を読めば全く問題ありません。はじめての方でも大丈夫です。)

これにて廃インク吸収パッドのエラー解除は終了です。

※ソフト使用時、プリンターとパソコンのUSB接続推奨にはなっていますが、Wi-Fi接続でも問題なくできました。

 

これで元通りとなり今までのように使えるようになります。

 

ここまででかかった費用は解除ツールソフト1,080円のみ。新品購入より断然お得な結果となりました。

コットンや互換性廃インクトナーパッドを購入した場合はもう少しかかりますが、コットンは200円前後でインクトナーパッドは1,000円前後で買えるので、どれだけ高く見積もってもツールと合わせて2,500円以内でおさまります。

 

 

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終わりに

はれてプリンターが使えるようになり我が家は事なきをえました。ただ、この時点で、買い替えを検討するのも十分ありです。

 

そもそも、サポートが終了している古いプリンター機種なので、これ以上の故障が起きたら手をつけられなくなると思います。一時的な延命措置だと考えてます。長く使えたらラッキーですね!

 

ちなみに2023年1月10日時点の最新エプソンカラーA4プリンター(6色)は大体38,000円ぐらいですね。

それでは!