こんばんは。カウントです。ソニーのハンディカムビデオカメラの液晶のタッチパネルが効かなくなったときの対処法を紹介したいと思います。
昨日まで普通に動いていたのにいきなり故障するというのが機械物ですよね。
例えば、こどもの運動会や発表会、お祝い事など使わなければならない前後のタイミングでの故障。
修理に出したら間に合わないし、かといってこのまま持っていても使える状態ではない。
実際、私もビデオカメラを使おうとしていた前日(翌日は娘の誕生日)、確認していた時に液晶画面のタッチパネルが、効かなくなり
設定が変えられない、運悪く初期設定画面になってしまいその先に進めないという何とも嫌な経験をさせられました。
その時あがいた備忘録です。では、本題です。
対処法4選
※結論を急ぎたい人は目次からRMT-835へ飛んでください。
※ちなみに、故障症状の前兆は必ずあります。タッチパネルにおいては、ある角度でタッチできるけど通常使用の位置ではタッチできないとなったら早めに修理へ出すことをお勧めします。
タッチパネルを反対向きにする。
FDR-AX55やソニーのハンディカムシリーズは液晶をあけると電源が起動、その先の設定などはほとんどタッチパネルで行うのですが
タッチが効かなくなると録画やズーム等ボタンのある機能以外何もできなくなります。
内蔵メモリーやSDカードの切り替えなんかも不可で、設定も変えられない。もう不便でしかありません。
そんな時一度試してみたいのが、液晶をぐるっと180°回し戻すとなぜかタッチできるようになることがあります。
おそらく、タッチパネルと本体の接触不良なのだと思います。回すことでそれが改善され元通り使用できる可能性があります。
実際、それで半年ぐらいは騙し騙し使えていました。(タッチパネルのタッチ以外は正常だからこれがまた不思議)
但し、接触不良が起きているということは、部品の劣化が進んでいると言うことなのでしばらくすると第2段階に達します。
そうすると前述した180°回す方法でもタッチが効かなくります。
そうなった場合は、2つの方法で試します。
①タッチパネルを正規位置に戻す途中でタッチできる角度を探す。
②タッチパネルを180°回転させたまま閉じる
これで、稀にタッチ機能ができるようになることがあります。その際に設定をすませ通常使用位置に戻して撮影するということは実は可能なのです。
しかし、ここまで来ると完全にタッチできなくなるまであと少し、余命1~2ヶ月の末期症状で、いずれ壊れます。機械ものなので致し方ないですが。
テレビと接続してリモコン操作
FDR-AX55はリモコンがついていない、設定されていないはずのハンディカムビデオカメラのため、タッチパネルが使えなくなるとほぼ終了します。
ただ、テレビと接続してリモコン操作をすると何故かリモコンでビデオカメラ本体画面内の移動や選択、設定の変更、記録したビデオファイルの選択などができます。
ソニーのテレビはもちろんのこと、東芝のテレビでも操作することは可能でした。なので旅行前などにテレビでビデオカメラの設定をして、ボタン機能が壊れていなければ問題なく使えるということになります。(旅先で設定を変えたいという人には不向きですが・・・)
この事から、ソニー ハンディカム ビデオカメラ FDR-AX55にリモコンが受信できる機能があることがわかります。
ただ、テレビとの接続をとるとテレビ用のリモコンで操作はできなくなるので自宅や旅行先のホテルなどテレビがないと設定変更できないということになりかねないので不便です。
RMT-835を使う。
今まで、ややこしいことをやってあがいてきましたが、最初からこれひとつあればすべてが解決します。
SONY純正 RMT-835 というリモコンです。この製品は従来フラッグシップモデルのFDR-AX100とFDR-AX700に付属している商品です。
このリモコンがそもそもハンディカムカメラFDR-AX55に対応しているかは記述されていません。
ちなみに、FDR-AX55はFDR-AX100が出たときの姉妹機であり、一般家庭向けのハンディカムとして登場していますので対応していてもおかしくはないと思います。(現在ではないものにされておりFDR-AX45とFDR-AX60が主流となっています。)
で、実際のところ問題なく使えます。えぇ、ビックリです。一瞬で解決です。
ちなみに私はタッチパネルがタッチできない状態で、バッテリー交換して起動させたところ何故か初期設定画面になりタッチパネルが使えないと成す術がない状態に陥りました。
(どうやらバッテリーと本体内の間の電流?放電?の関係で初期設定になることがあるみたいです。)
とりあえずテレビ接続してテレビリモコンで設定直しましたが、おそらくこのRMT-835のリモコンでも行けると思います。
※設定画面でリモコンの入/切があるのでもしかしたらこれを入状態にしていないと効かない可能性もあります。初期設定画面は試してないので不明です。
もう修理しかないかと諦めていましたが、内蔵メモリのバックアップは全部とってないし、何しろ明日使いたいという状況下でしたので、すぐに出すのは躊躇してしまいました。
液晶の修理となると3~5万ぐらいかかるのは覚悟しなきゃかなーとも思いましたが、リモコンだけで済めば痛手になりません。
液晶は稼働部分のため修理してもまた壊れる可能性は大いにあります。そのために修理金額を払うとなると、新しいのを検討したほうがいいのでは?とも思います。
電源が入らなくなったら本格的に買い換えを検討したいところですが、今のところ液晶画面のタッチ機能以外は問題ないのでこの仕様でもいいと個人的には思います。
メーカーへ修理に出す
時間的猶予があるならば、早く修理に出した方が良いです。ソニーの家庭用ハンディカムビデオカメラの命とも言える液晶画面ですので、それが壊れた状態で使い続けるのは心もとないですしソニー公式の修理もありますのでそちらに出しましょう。
故障の症状が軽い時に出しておいた方が、金額等は抑えられるはずですし、大事に至らないと思います。病気なんかと同じですね。
公式以外でもGoogleなどで検索すれば修理屋がいくつか出てきますので、金額が安ければそっちでもいいと思います。
ちなみに、Youtubeで修理に出しましたという動画はそれなりに上がってましたので参考にしてみてはいかがでしょうか。
終わりに
ざっくりとソニーハンディカムカメラ FDR-AX55のタッチパネルのタッチが効かなくなった時の対処法を書いてきましたが、参考になれば幸いです。
おそらく現行機種のFDR-AX45、FDR-AX60でもRMT-835のリモコンで行ける気がします。
もし該当の機種をお持ちの方がいましたらお試しあれ!(公式な方法ではないので、自己責任でお願いします。)
現状、私のハンディカムのタッチパネルは使用できませんが、RMT835リモコン仕様で行きたいと思います。
それでは!
おまけ ハンディカムビデオカメラの寿命
ハンディカムビデオカメラの寿命について少し触れておきたいと思います。使用頻度にもよりますがおおよそ10年ぐらいかと個人的には思います。
最近のは液晶などか早めに壊れましたが、昔のHDVやHi8ビデオカメラ、初代8mmテープの時はかなりもちがよかったです。私はHi8時代からソニーのビデオカメラを愛用していますが、使っていた機種は長持ちしてくれました。
機械なので当たり外れがあるので一概には言えませんがソニーのハンディカムの耐久性はかなりある方だと思います。ちまたではSONYタイマーなど一定期間使うと故障するようになっていると噂もあるらしいでが・・
ただ、10年もすれば世の中の流れもかわり映像技術も進みます。現時点では4Kですが、いずれ8Kなどさらに高画質の物が主流になっていると思います。その時に買い換えたいというのが男の性でしょう。
家庭用に4Kとか要らないと言われればそれまでですが、最新機種はやはり気になりますよね。修理にある程度のお金がかかるならば、次の製品を検討するのがいいと思います。
今回、私が使用しているFDR-AX55は4年半という十分な期間正常稼働してくれてはいましたが、もう少し使用したいけど、修理までするぐらいの故障ではないかもしれないという思いが強かったため様々な対処法を検討しました。
最後までこの記事を読んでいただきありがとうございます。
該当機種をお持ちの方でタッチパネルに異常が見られたら、修理に出すか、リモコンを購入するかの2択で悩まず最短経路で判断していただければ嬉しいです。
では!